« アニメ『戦国BASARA』を配偶者に見せてみた | トップページ | 『ムツェンスク郡のマクベス夫人』 »

2009年5月 7日 (木)

多少なりとも期待に応えてみる

アクセス解析の検索ワードを見てみたら、「脱ぎ芸」で検索かけてきてる人がけっこういてビックリ。

確かに映画「鴨川ホルモー」絡みでレナウン娘のことを書いたけど、それって、1回きりだし、ほんのちょっとだし。わざわざ来てくれたヒトに申し訳ないなぁ、と思ったので、「脱ぎ芸」についてもう少し書いてみます(笑)。

私が初めて見た脱ぎ芸は、実はレナウン娘じゃなくて、「洗濯屋」なるものでありました。大学1年の夏でした。

当時、私は水泳部のマネージャーをしていたのですが、二度めか三度めのコンパで、先輩がたから水泳部には「洗濯屋」という伝統芸がある、という話を聞かされたのです。それは、学年に一人の男子にしか伝授されない、極めて特殊な、難易度の高い宴会芸である、とその先輩は説明しました。

話を聞いていた私ともう一人の一年女子は、たちどころにして興味をそそられ、「ぜひ見てみたいです。今、やってみせてください」と、その伝統芸の継承者である先輩にせがみました(←知らないってコワイねぇ……)。

ところが、その特殊かつ難易度の高い芸を行うには道具が足りないというのです。その道具というのは、座布団もしくは大きめのトレイもしくはバスタオル。残念なことに、そのコンパの会場はテーブル席だったために、座布団は置いてありませんでした。私たちは何か代わりになるものはないかと、辺りを見回しました。

「お皿じゃダメですか?」
「うーん。直径があと3センチくらい足りない」
「ハンカチは?」
「うーん。大きさも足りないし、何より素材的に薄すぎる」

素材云々の辺りで気づけよ、と今では思うのですが、悲しいかな当時の私は世事に疎い小娘。どれほど頭をひねっても、伝統芸の正体に思い至ることはありませんでした。必死で道具探しをする私たちを気の毒に思ったのか、その先輩は「今、ここで伝統芸を見せるわけにはいかない理由」をもうひとつ挙げました。

曰く、手練れの介添え役が要る、と。

その介添え役を務める方が、その日は不在でした。さらに先輩は「これは無闇やたらと演じて良い芸ではない」と重々しく告げ、それでも一年女子二名の熱意には大層感じ入るものがあったので次回のコンパでは必ず披露しようと約束してくれました(←他の先輩がたの生温かい視線が忘れられません……)。

一学年に一人にしか伝授されず、特定の道具と手練れの介添え役を必要とし、無闇やたらと演じてはならない芸。それはいかなる芸なるや? 私たちは期待に胸ふくらませて次のコンパを待ちました。

そして、待ちに待ったコンパの席。手練れの介添え役である先輩が床から七、八十センチほどの高さに座布団を掲げ持ち、その伝統芸は始まりました。

「洗濯屋♪ 洗濯屋♪ 垢の落ちない洗濯屋♪ 日本一の洗濯屋♪」

という囃し声とともに踊る先輩、宙を舞う衣服。競泳用水着オンリーの姿を見慣れた水泳部マネージャーの目にも、それは破壊力抜群でありました……。

その少し後に、他大学との交流試合の打ち上げ(inプールサイド)でも、この「洗濯屋」が披露されたのですが、その際は座布団ではなくバスタオルでした。そして、脱ぎ芸には複数の種類があることを学びました(その場は、複数大学による脱ぎ芸交歓会と化していたので)。

すでに夕刻で薄暗かったとはいえ、会場はプールサイド。れっきとした屋外。大学の敷地内でなかったら、通報されてましたな(笑)。


[本日の食卓の話題]
春原ロビンソンの同人誌について(って、コレ、18禁じゃねーか、おい!)。

« アニメ『戦国BASARA』を配偶者に見せてみた | トップページ | 『ムツェンスク郡のマクベス夫人』 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。