『夜は短し歩けよ乙女』
今更感アリアリなんですが、『夜は短し歩けよ乙女』(森見登美彦著・角川文庫)読了。いや、気になってても、なんか手を出しそびれてる本ってあるっしょ? 「そのうち読もう」と思って幾年……みたいな。
なんで今更かというと、息子が「『夜は短し歩けよ乙女』ってウチにある?」と訊いてきたもんで、そうだったまだ買ってなかった、と改めて思った次第。
ちなみに、以前、同じ本をダブって買ってしまうという痛恨のミスを犯して以来、互いに購入前に確認を取るのが習慣となりました。面白い本がダブったのなら誰かにあげればいいけど、そのときのはイマイチだったんだよね……。
で、さっそく取り寄せて読んでみたところ、ひっじょーーーーに面白くて、「こりゃ他のも読まにゃなるまいて」と思い、調べてみたら。
『太陽の塔』の作者だったのか! 全然気づかなかったよ。すごく面白くて笑い転げた記憶はあるんだけど。
とまあ、そんな次第で、息子に「チョー面白かったよ。読め!」と本を差し出したら。
「そんなん、とっくにトモダチに借りて読んだよ」
と、つれない返事が。ふん、いいもん。母もトモダチに貸すからいいもん!
本といえば、先日3冊まとめて購入した藤堂志津子、どれも面白うございました。短編集と長編と直木賞受賞作、というチョイスだったんだけど、ハズレなし。私、こういう小説も好きだったんだなーと、ちょっと発見した気分でありました(いや、もともと恋愛小説を好んで読むほうではないので)。
あ、そうそう。昨日、「食卓の話題」が抜けてたのは書き忘れたワケじゃないです。今週分の「Phantom 」を食い入るように見てたせいで、会話が発生しなかったのでありました。やっぱ食事時に視聴するのは「けいおん!」とか「ハヤテ」とか、ツッコミ入れやすいものがいいのかも。
[本日の食卓の話題]
「ダメ絶対音感」の初出について。
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