エライ松笠さん
週末は配偶者の実家の法事でした。
23回忌ともなると、そんなに大げさなものじゃなく、ホントに身内が集まってゴハン食べてって感じなんですが、そういう席ではイロイロと面白い話っつーのが付き物。で、期待に違わぬ収穫がございましたよ、今回。
配偶者の伯母は北陸の某市在住なのですが、若かりし頃、とある茶道の先生(←かなりエライらしい)の一番弟子だったそうな。
で、終戦直後のあるとき、先生から「松笠さんという軍のえらい人が当地でのお茶をご所望なので、あなたがお点てなさい」とのミッションが下されたそうな。当時、伯母は二十歳そこそこ。「はぁ。松笠さんね」くらいのノリで、お茶席に臨んだんだそうな。
伯母いわく。
「松笠さんて、どないな人やろな~と思たら。それがね~、外人さんやったんよ~」
もうおわかりでしょうが、その「松笠さん」って、「マッカーサーさん」だったんです……。
そりゃあね、「終戦直後」に日本軍のエライさんがお茶をご所望なんてコトがあるはずないですよね。てか、聞いた時点で気づきましょうよ、伯母さん。日本全国占領されまくって大混乱してた時期なんだから。
いやもう、今回も楽しい法事でございました。
[本日の食卓の話題]
イナカの喫茶店に置いてあるコミックスの謎すぎるラインナップについて(いや、なんか立て続けに「今時、中古でも売ってねーよ!」とツッコミ入れたくなるモノを見てしまったので)。
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