文化祭の2冊
八月末に友だちの本が立て続けに出たんですが、偶然にも二冊とも文化祭を題材にしたもので。
『時に消えたキミと歪曲の十日間』(梅村崇・徳間デュアル文庫)
『創立!? 三ツ星生徒会3』(佐々原史緒・ファミ通文庫)
面白いことに、片方は生徒会の面々がメインキャラなので文化祭を仕切る側の話で、もう片方はクラス出展、つまり仕切られる末端の側の話。なんていうか、同じ「高校の文化祭」でありながら、対極にある風景を描いているのですね。
加えて、片方はシリアスで片方はコメディ。これほど両極端な話がほぼ同じ時期に出たというのが、非常に面白く感じました(あ、内容も面白かったですよ、もちろん)。
ちなみに、私自身は生徒会関係者でもなく、またいわゆるクラス出展には縁がなかったので、両方ともまるっきりの未体験ゾーン。生徒会のほうは大変そうだけど、クラスで喫茶店やるのって、ちょっとうらやましいなーなんて思いました。
あ、一年生のときに喫茶店じゃないけどクッキー売り、やってたっけ。でも、あれって自分たちで企画してやったんじゃなくて、実行委員会側から「おまえらのクラス、売り子決定ね」って決められてやったんだよなー。ちょっと違うよねえ、自主運営の喫茶店とは。
まー、何にしても、両方読むと面白さも倍増ですよ(べ、べつに宣伝してるワケじゃないからねっ)。
んでもって、「三ツ星」のほうはシリーズなので、1・2巻も併せてどーぞ。ただし電車の中では読まないように(ウチの息子は思わず吹き出して、ひっじょーに恥ずかしい思いをしたそうです)。
それにしても、文化祭かぁ……(遠い目)。
[本日の食卓の話題]
ポケモン金・銀のリメイク、どっちをどっちがプレイするか、という件について(GB版のときは息子が金で私が銀をやったんだけど、今回は二人とも銀をやりたいのでモメてたり~)。
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