お礼参り
っつーても、別に釘バット装備で殴り込みに行ったワケじゃないです。本来の意味でのお礼参り。
新宿区某所にある神社に、去年一年お世話になったありがた~いお札を納めて、お参りしてきました。三が日でもないのに、結構な行列ができててびっくり。人気あるんだなあ、ココって。
お参りした後は、参道の露店で打ち出の小槌の根付けを購入。根付けなんで、もちろんミニサイズなんだけど、そのミニサイズの打ち出の小槌の中に、さらにミニサイズの大黒様とか恵比寿様とか小判とかひょうたんとかが入っているというモノ。売ってるお兄さんの口上が面白かったです。
打ち出の小槌といえば、その昔、教育実習で小学校に行ったとき、1年生の国語の授業をやったんだけど、それの教材として自作したっけ……。
単元の狙いってやつが「子供に情景をいきいきとイメージさせる」だったもんで、「だったら実物作って、実演すりゃいいじゃん!」と単純に考えたワケですよ。ほら、サリバン先生がヘレンに「水」を理解させるのに、井戸端に連れてったっていうアレ。
で、せっせと夜なべしてですね、作りました、打ち出の小槌。厚紙と折り紙つかって。中にはですね、金の折り紙貼って作った小判も数枚仕込んで、振るとざらざらっとこぼれるようにして(お姫様が小槌を振ると、小判が出てきておじいさんおばあさんビックリっつーシーンだったので)。
当然、子供らはそんな仕込みがあるとは知りません。そりゃびっくりするよね。そこで、「おじいさんとおばあさんは、こんなキモチだったんだよ。わかった?」とやるつもりだったんですが。
小判がざらざらっと言ったとたん、子供ら四十数人、一斉に教壇めがけて殺到。わーわーきゃーきゃー大喜びで、授業中断。
その日の反省会で、担任のセンセから「まさか、ホントにここまでやるとは思わなかった」(いや、教材を自作して情景を再現し、登場人物の感情を理解させるっつー計画書は提出してたんです)と呆れられ、実習後の子供らの感想文にはもれなく「こばんがおもしろかったです」と書かれ……。
いいもん。「情景をいきいきとイメージさせる」ってゆー目的は果たしたもん。
子供らの中で「一寸法師」がすっかり小判の話になっちゃったのはアレかもしれませんが。
てか、私も打ち出の小槌と小判しか覚えてないし。他にもイロイロ小道具を自作したはずなんだけど、きれいさっぱり忘れちゃってるし。
……てな話を二十ン年ぶりに思い出しました。打ち出の小槌の根付けのおかげで(笑)。
[本日の食卓の話題]
金髪ツインテールのロリというだけで、そのキャラがどんな役なのか、たちどころにわかってしまうのはいかがなものか、という件について(「ダンスインザヴァンパイアバンド」を視聴しつつ)。
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