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2010年7月16日 (金)

機械音痴であることについて

iPadを購入して、はや3週間。メールの設定ができなかったり(結果からいえば、これは私が悪かったのではなく、サーバー側の原因でした)、公衆無線LANの設定で躓いたり、イロイロイロイロありましたが、やっとこさすべての設定を終えて、自宅にも無線LAN環境が整いました。

ほんっとーーーーーーーーーに長い道のりだった!(遠い目)

テレビなんかじゃiPadは誰にでも扱えるかのように宣伝してますが、アレは大いなる誤解でありますよ。誰にでも使える機能もありますが、その他の設定はアップル社製品に馴染みのないwinユーザーにはハードルが高い(ただし、身近にiPadを所持している人がいれば、そのハードルは驚くほど下がります。私がそうでした)。

まあ、そんなこんなで、苦難の道のりだったので、思わずツイッターでつぶやいたり、mixiの日記に書いたり、会う人ごとに「iPad設定できたの! 無線LAN導入もできたの!」と思わずヨロコビの報告をしまくったワケですが(だって、ホントにタイヘンだったんだもーん)。

がくーっとくるのがですね、「あなた、自分のこと機械音痴っていうけど、全然ちがうじゃない」という一言でありました。

いや、以前からよく誤解されてたんです。1行表示のワープロ専用機を所持していたとか(かれこれ25年前の話です)、連続通話が45分しかできなかった時代の携帯電話を所持していたとか、そういう部分から、どうも私が「メカ好き」だとか「機械に強い」みたいな誤解を招いていたらしく……。

実際には子供の頃からハンパない機械音痴で、学研の「科学」の付録なんて1コも組み立てに成功したことがありません!

そんな私がなぜ、早々とワープロだの携帯電話だのを買ったのか?

それは、「他の人より覚えるのに時間がかかるから」です。フツーの人が1カ月で使いこなすものなら、私はおそらく3カ月はかかる。だから、3カ月早く買わねばならない、と考えた次第で。

いや、最近では「最新機種ほど扱いがラク」ということを学んだので、以前ほど早期購入に踏み切らなくなりましたが。

まあ、とにかく、私は自分の機械音痴の度合いを知っているので、それと折り合うために努力を重ねてきたわけであります。

たとえば、私の執筆マシンは敢えてネット回線につないでいません。そうすれば、ウィルスソフトを入れずに済むので、マシンに負担がかからず、不調は激減します。ほら、締め切り間際とか忙しいときに限ってパソコンって具合が悪くなるじゃないですか。でも、私は自力でパソコンを修復するスキルがないに等しいので、「修復が必要な状況を極力作らない」ようにしているんです。

他にも、通信用のノートパソコンは定期的に新しい機種に変えていく、とか。いや、設定とか配線とか、いちいちやり直すのはすごく大変だし、面倒くさいです。でも、それをやらないと、やっぱり「忙しいときに限ってトラブル」になるわけですよ。だから、ある程度、時間に余裕があるときに、新機種に買い換えておくわけです。設定に時間がかかってもいいように。

……とまあ、努力してるわけですよ、機械音痴なりに。

そういう努力の部分をすっ飛ばして「ああ、機械好きなのね」とか言われると、がっくりくるというか。とくに同じ機械音痴の人に「あなたは自分でマニュアル読めるんだから、私たちとは違うわよ」みたいな言われ方をされると、すげー傷つくというか。

私だってマニュアルなんて嫌いだもん! 見ただけで吐き気するもん! 新パソの設定やってるときなんて、胃がきりきり痛いもん! ただ、仕事だから、必死で必死で必死でガマンしてるだけだもん!

実は今回のiPad購入も、「少しでもアップル社の製品に慣れておこう」と思ってのことでした。いや、編集部でパソコン借りて、その場でテキスト作るというケースが以前から何度かあったんですが、不思議とどこの編集部もMacばかりだったんですよ(なので、当然使いこなせず、編集部の方々の手を煩わせたものでありました……)。

かといって、それだけのためにMacのノートとか買うのは、さすがに踏み切れませんでした(お値段的に)。

でも、iPadならノートよりずっと安い! 外出先でネットにつないだり、大きなファイルのメールを開いたりすることもできて、しかもアップル社製品に慣れることもできる! 一挙両得!

……とまあ、これもまたオノレの機械音痴と折り合うための工夫だったのであります。これほど導入に難儀するとは思わなかったけどな!(落涙)

それにしても、ようやく設定を終えたiPad、果たしてどこまで使いこなせることやら……(またまた遠い目)。


[本日の食卓の話題]
実写版はアニメに入りますか? について。

いや、4月期は「受験生なのでアニメ視聴は1日1本まで」に制限し、7月期はさらに絞り込み、10月期はゼロを目指す、と段取りをつけていたヲタ息子。鋼が終わったので、7月期は「けいおん!!」「屍鬼」「戦国BASARA弐」「刀語」まで絞り込めたのですが、そこでふと「『もやしもん』は実写だから、カウントしなくてもいいんじゃね?」とか抜かしやがりまして。

深夜アニメの枠なんだから、アニメとしてカウントしろよ! てか、そんなこと考えてる時点で……(以下略)。

もっとも、初回放送がビミョーな感じだったので、視聴を続けるかどうかもビミョーだったりするんですが>実写版「もやしもん」

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