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2010年10月

2010年10月28日 (木)

サイン本♪

恒例の9面タワーを作ってくださった丸善お茶の水店さんに、講談社の担当さんと一緒にご挨拶に行ってきました。

文庫版『転落』の発火点は丸善さんなので、文庫版『災厄』最初のサイン本と手書きPOPはやっぱりココでしょう!

というわけで、せっせとサイン書き。相変わらず「おかあさんが子供の持ち物に名前を書いた」状態なフツーのサインですが、私が書いているのも「フツーの人々」の話なので、まあ、私らしくていいかなーと開き直ってみたり。

『災厄』の他にも、10冊ですが『転落』にもサインしてきました。よろしければ、買ってくださいませ~!

それから、3面平積みの『インターフォン』(幻冬舎文庫)もどうぞよろしく。サインはありませんが、お値段的には一番お財布に優しいです(笑)。……内容的にはちーとも優しくないけどな! 癒しゼロ・イヤ汁100%濃縮還元だけどな!

[本日の食卓の話題]
本日っちゅーか、ちょっと前の話題なんですが。

録画した『海月姫』を見ていたら、ちょうど息子が帰宅してきまして。ぼそりと「俺、最近、お下げ髪が好きかも」とか言い出したんですよ。

お下げ髪……ねえ。またクラシックというか、コンサバティブというか、絶滅危惧種というか。イマドキ、お下げ髪の女子を探すのってチョー大変じゃね?と言ってみたところ。

「誰が三次元の女子だと言った?」

すまん。やっぱり二次元だったか。

2010年10月21日 (木)

小説現代11月号&IN☆POCKET

またまたまたまた宣伝でございます。

明日発売の「小説現代」11月号に短編『廃園に薔薇の花咲く』が掲載されています。廃墟シリーズもついに5本めとなりました。タイトルに薔薇とありますが、薔薇族ともBLとも無関係な女子中学生2名の話です。

むしろ百合!?と期待しちゃったヒト、ごめんなさい。百合要素はあんまりないです。って、そんな期待するヒトはいないか(笑)。

それから、発売中の「IN☆POCKET」10月号の「もうひとつのあとがき」コーナーに短いエッセイを書いてます。

どちらもよろしくです~!

あ、それから。

丸善お茶の水店さんが、拙作『災厄』でまたまた9面タワーを作ってくださいました! 『インターフォン』と合わせて、なんと15面展開だそうです! お近くにお越しの際はぜひお立ち寄り下さいませ。

いえね、『災厄』の表紙って、配色といい、タイトルの字体といい、なんとも不穏というか、「ふき~つ~」な雰囲気なんですよ。先日、新宿紀伊国屋書店で3面の平積みを目にした際、拙作の一画から負のオーラが立ち上っているようで、「うぎゃあああああ!」となっちゃいまして。

それがさらに3倍の9面! どんだけ禍々しい売り場になっているかと思うと……もう楽しみで楽しみでっ♪ 

というわけで、みなさま、何卒よろしくお願いいたします。

2010年10月15日 (金)

再び発売日です。

今日は『災厄』(講談社文庫)の発売日です。装丁は『転落』と同じく松木美紀さん。不穏な感じがとってもステキです(笑)。

bk1
http://www.bk1.jp/product/03333984

楽天ブックス
http://bit.ly/dfPp9j


セブン&アイ
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102979653/subno/1

ジュンク堂
http://www.junkudo.co.jp/detail.jsp?ID=0111979606


三年前に出た単行本から、かなり加筆修正しています。作中の時間は「2007~2008年」のままにしてありますが(裁判員制度導入前の話なので)、読み手がいる時間は「2010年以降」なので。

同じものを見ても、2007年当時と現在とでは受け止め方が違うと思うんですよね。それに、書き手である私自身の考え方や筆力にも多少なりとも変化があるわけで。

まあ、そんなこんなで読後感とかも違ってくるかもしれません。ストーリーそのものに大きな変更はないんですけど。

というわけで、よろしくお願いします。


[本日の食卓の話題]
リアル幼稚園児(女子)の肉食化が進んでいるらしい、という件について。いや、年長組の娘がいる同業者友人からの情報で。

いつの時代も男児は変わらずにアフォの子らしいんですが、女児のほうは「コーデに気を遣って」いたり、お目当ての男の子にウィンクしちゃったりと、そりゃもう積極的なんだそうで。すごいなあ。

という話を息子にしたところ。「三次元イラネ」とお約束の返事が。わかってたけどね。てか、三次元の幼稚園児に興味もたれたら困るからいいんだけどね。 

2010年10月 8日 (金)

発売日です

今日は『インターフォン』(幻冬舎文庫)の発売日であります。

昨日、打ち合わせに行く途中、新宿南口地下の啓文堂書店さんを覗いてみたところ、まさに棚に並べてる最中(都心なので、入荷が早いんですね)。平積んでもらえるかなー、とドキドキしながら柱の陰で見ていたら、入荷は3冊だけだったようで(涙)。その冊数じゃ平積みは絶対ムリだよね……。

今日になって、近所の書店へ。いや、「ダ・ヴィンチ」の最新号を買うの忘れてたので(テレプシコーラ終わっちゃったからねぇ)、それが目的だったんですが。あまり期待せずに文庫の棚を見てみたら。

4冊しか入荷してないのに、平積みにしてくださってました~! ありがたや~!\(ToT)/

ちょっとでも売り上げに貢献すべく、「人気列車で行こう カシオペア」も一緒にレジに持って行きました(290円の貢献だけど。すんません。次はお財布にちゃんと札を入れてから買いに行きます>某駅ビル内書店様)。

ネット書店でも、「在庫あり」のところが増えてきました。

ジュンク堂書店
http://www.junkudo.co.jp/detail.jsp?ID=0111958774

amazon
http://amzn.to/aeZQiJ

楽天ブックス
http://bit.ly/cmYTPc

セブンネットショッピング
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102977731/subno/1

紀伊國屋書店bookweb
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4344415531.html

bk1(前回も載せましたが、もっかい)
http://www.bk1.jp/product/03333129


というわけで、よろしくお願いします。


[本日の食卓の話題]
いつの間にか「アニメノチカラ」が終了してた件について。いえね、第3弾のオカルト学院の終盤から、番組終了後の番宣が「おとめ妖怪ざくろ」になってたもんで、「アレ?」と思ってたんですよ。

そしたら、息子が血相変えてガッコから帰ってきましてね……。「アニメノチカラ、第4弾なくなったらしい」と言うじゃありませんか!(ヲタ友情報)

アワ食ってググってみたら、公式発表こそありませんでしたが、「終了」の文字が至るところに。シャフト厨で、虚淵厨で、「ひだまり」も結構好きだった息子は相当ショックだったらしく。「ずぅぅぅん」という文字と縦ストライプがその背後に見えました。ええ。いや、母もかなりがっくしでしたが。顔の上半分が縦ストライプになるくらい。

アニメ枠終了1コで、一挙にお通夜状態になる我が家の食卓! 何かが間違っている気がしてなりません。

2010年10月 6日 (水)

新刊のお知らせ

明日は『インターフォン』(幻冬舎文庫)の発売日です。bk1では「24時間以内出荷」の扱いで注文できます。

http://www.bk1.jp/product/03333129

amazonは予約扱いです。

http://amzn.to/bpdaNx

他は「取り寄せ」「在庫確認」といった扱いなので、通常どおりの注文が可能になったら、改めてリンクはります。

『インターフォン』は雑誌に掲載された短編をまとめたもので、一番古い表題作は2002年に発表されたもの。最新のものでも2007年で、ちょこっと古かったりするんですが。ちなみに、1本だけ書き下ろしてますが、それも書いたのは最近ではなくて2005年くらいだったかな。

だもんで、「長かったなぁ……」というのが正直な感想であります。表題作を書いた当時は「2年後くらいに単行本になるといいな」なんて思ってたんですが。まさか8年かかるとは思いませんでした。

形になるまでに時間がかかった本だけに、書店の棚でもなるべく長く居座り続けてほしいと思う次第。

装画は『明日の話はしない』(幻冬舎)と同じ阪本トクロウさんです。

実は、二年前、この絵『呼吸』を見た瞬間に、「あの短編集のカバーはこの絵しかない! 絶対、この絵を使わせてもらおう」と固く固く心に決めていたのでありました。まだ短編集として出してもらえるかどうかさえ、わからなかったんですけどね(笑)。

そんなわけで、装画がバッチリ見えるよう、ぜひぜひ平積みをお願いしたいところであります。>書店様

今後の刊行予定でありますが、寡作の私にはめずらしく怒濤の刊行ラッシュです。10月15日には『災厄』(講談社文庫)が、11月5日には『泥棒猫ヒナコの事件簿 あなたの恋人、強奪します。』(徳間文庫)が出ます。お財布にやさしい文庫ですんで、フルコンプしていただければ幸いです!

『災厄』は2007年に出た単行本の文庫化なんですが、かなり加筆修正してますので、単行本で読んだ方にも損はさせません!(キリッ

解説は藤田香織さんにお願いしたんですが、これがもう超おもしろいので、解説のためだけに買うのもアリかと思います。あ、解説だけ立ち読みっちゅーのはナシね!

というわけで、よろしくお願いします。

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