『ドラッグオンドラグーン3 ストーリーサイド』
もうすぐ日付変わっちゃいそうなんですが、今日は『ドラッグオンドラグーン3 ストーリーサイド』(映島巡著・ヨコオタロウ監修)の発売日でした。
これまでにも短編はいくつか書きましたが、今回は初めてゼロ視点での長編です(短編でもゼロ視点のものがありましたけど、あれはウタウタイになる前なので、厳密にはまだ「ゼロ」ではないんですよね)。
ゲームDOD3には出てこなかった「西暦999年の世界から、ゲームDOD1につながる分岐」の物語です。なので、一見するとB分岐のようにもD分岐のようにも見えますが、実は全然違う分岐だったりします。ゲームの4分岐は「天使の教会」「契約」「封印」が同時に存在しないので、どれもDOD1にはつながらないんですよね。
とはいえ、分岐は違えど時代は同じ、キャラも同じなので、ゼロも妹達もゲームと似たような行動を取ったりしています。もちろん、全然違う行動も取りますけど(置かれた状況が異なるので)。
ただ、どの分岐でも共通しているのは、ゼロが徹頭徹尾「一人」であること、でしょうか。誰にも助けを求めないし(相棒のミカエルにさえ「手伝ってくれ」とは言いますが「助けて」は言ってない)、誰にも理解されようとしていない。潔いけれども孤独。まあ、呆れるくらい人を殺しまくってるわけだから、孤独で当然、とゼロは考えていそうですが。
それはともかく、ゼロの中からDOD世界を見るのは、とても楽しい作業でした。妹達や使徒の短編も楽しかったですけど、やっぱりゼロが一番でした。赤い目の皆様がたにも楽しんでいただければ、と思います。
というわけで、ネット書店のリンク先は以下のとおりです。
honto
http://honto.jp/netstore/pd-book_26342036.html
楽天ブックス
http://books.rakuten.co.jp/rb/12899736/
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