推協賞いただきました
日付変わっちゃったんで、すでに一昨日の話になりますが、アンソロジー『捨てる』(文藝春秋)収録の短編『ババ抜き』が第69回推理作家協会賞短編部門で賞をいただきました。
同時受賞は大石直紀さんの『おばあちゃんといっしょ』だったので、今回の短編賞はババつながりというか、Wババアというか、BBAが制する回となりました。
選考会が終わった直後、選考委員の先生方にご挨拶に伺ったのですが、その際に「ものすごぉぉぉぉく欲しかった賞なので、うれしいです」と正直に申し上げたところ、先生方は口々に「えー? そんなに大層な賞じゃないよ?」とおっしゃるのですよ……。
いやいやいや! 何個も何個も賞をわしづかみになさってる先生方と違って、私は初ノミネートの初受賞ですから! ココロの底から欲しかった賞ですから! そのために、愛宕神社の「出世の石段」を上りに行っちゃいましたから!(←実話)
それはさておき。版元さんからお祝いのお花をいただきまして。ただ、最初の配送時に留守にしてたもんで、不在連絡票が入ってまして。これが、クロネコヤマトとか佐川じゃなくて、近所の生花店でして。なので、何度も配達させるのは申し訳ないなあ、と思って、電話で「近所なんで取りに行きます」と言ったところ、「えっ!?」と電話の向こうで絶句されまして。
何か私、マズイこと言ったんでしょーか?(びくびくびく)
と、つかの間の沈黙の後、「お届けしますから! ご在宅のお時間に合わせて持って行きますから!」と猛烈な勢いで「配送」を主張するお花屋さん……。
で、届いたお花がコレ。

あー。どーりで。猛烈な勢いの「お届けしますから!」の理由がわかったわー。
うん。ムリ。絶対、一人で運ぶのムリ。てか、このサイズと重量、まるっきり想像してなかった……。
そもそも、こんな巨大な花が自宅にあるっていうこと自体、想定の範囲外というか。なんか、自室でいきなりモンスターにエンカウントしちゃったみたいな。てか、デカいよ! ラスボス感ハンパねえよ!
というわけで、いただいたお花に「幸子」と命名しました。
追記:画像が横倒しになっちゃっててスミマセン。ココログの設定、わかりにくくて直せなかったんです……(画像に限らずココログ使いにくいです)。
追記2:幸子のサイズを測ってみたところ、高さ108センチ、幅127センチでした。幸子、やっぱデカい!
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