『ムツェンスク郡のマクベス夫人』
まさか転勤になるとは思わずに配偶者が半年前に買ったオペラのチケット、もったいないので代わりに行ってきました(てか、頼むから見に行ってくれと言われた……)。
ワーグナー以外のオペラって私は守備範囲外なんだけど、スターリンの逆鱗に触れて上演禁止になった演目と聞いて、興味を覚えたので。いや、昨年末に、やはりスターリンの逆鱗に触れてお蔵入りになったというバレエ『明るい小川』を見に行ったら、すーんごく面白かったもんで、「もしかしてコレも面白いかも~」と期待しちゃったんであります。
で。結論から言いますと。
これ、スターリンでなくても上演禁止にするんじゃね?(^_^;)
ストーリーは、シェイクスピアとは何の関係もない、オペラによくある不義密通モノなんですが(浮気がバレて舅と夫を殺してシベリア送りになる、という)、なんていうか、演出がですね……エロとスプラッタがてんこ盛りで。
え? え? え? これ、オペラだよね? ここ、浅草ロック座じゃなくて新国立劇場だよね?
もう頭ん中「?」と「!」とが弾幕シューティング状態っすよ。たぶん、配偶者もここまでエグいものは想像してなかったと思います(台詞がすごいよ、とは言ってたけど)。
いや~、びっくりした。びっくりしすぎて、歌手がうまかったかどうかとか、オケがどうだったかとか、そんなんぜーんぶブッ飛んでもーたよ。まあ、面白かったけど(笑)。
……なんか昨日に引き続き、「脱ぎ」関係で検索に引っかかりそうな内容だのう。うーん。
[本日の食卓の話題]
DSのソフトで、移植でもシリーズでもなくヒットしたタイトルについて(「すばせか」以外に、ぱっと思いつかなかったもんで)。